よく一人で釣りに行きます。釣り好き女子さっつんです。
今回は、北海道のホッケ釣りについて紹介します。
塩焼きにしたり、フライにしたり、なにしてもおいしいホッケ。
自分でホッケを釣っちゃえば、お得に美味しくたくさん食べれちゃいます。
でも、行くタイミング、場所、使うエサによって釣果が変わります。
この記事では、あなたのこんな疑問を解決できます。
- ホッケ釣りで3桁狙える釣りポイントはどこ?
- 釣りしやすい場所は?
- ホッケ釣りの道具は何を準備したらいいの?
- ホッケ釣りの仕掛けってどんなの?
- ホッケがよく釣れるエサは?
この記事を読んでしっかり準備をしてから、ホッケ釣りに出かけましょう!
めざせホッケ3桁~!
ホッケの釣れる時期
北海道でホッケが釣れる時期は、1年のうち2回あります。
それは、春と秋。
- 春:4~5月
- 秋:11月~1月(むしろ冬)
春は、エサを求めて岸に寄ってきて、秋は産卵のために岸に寄ってくるらしいです。
抱卵ホッケを狙うなら、秋の早い時期がおすすめ。
遅い時期だと産卵が終わったホッケが多くなります。
春も秋も岸に寄ってくるホッケですが、その日の海の状況や天候、魚の気分(食い気)によって釣果がかなり違います。
しっかりと防寒対策をして釣りに出かけましょう。
ホッケが釣れるポイント
たくさんの釣りポイントを知っていれば、釣れない時のポイント替えなどに有利です。
風向きや波の状況によって釣り場に入れない場合などに、他のポイントに移動できるよう、今回紹介するポイントはおさえておくと◎。
ホッケ釣りポイント①:小樽港(おたるこう)
- 札幌中心部から車で約1時間(高速利用した場合は約45分)
小樽港は札幌から近い釣り場で、年中いろいろな魚が釣れる大きい港です。
ホッケの時期にも釣り人でにぎわっています。
長時間釣りをするならトイレが近くにある、勝納ふ頭がおすすめ。
広い港なので、入るポイントによって釣果が変わります。
釣れないなと思ったら違うふ頭に移動するのもアリですね。
勝内ふ頭以外にも、南防波堤、若竹岸壁などでも釣れます。
ホッケ釣りポイント②:石狩湾新港(いしかりわんしんこう)
- 札幌中心部から車で約45分
札幌から一番近くて、ホッケも釣れる人気の釣り場、石狩湾新港。
小樽港と同じく、年中いろいろな魚が釣れるので、いつも釣り人がいます。
ホッケを釣るなら、東ふ頭か、樽川ふ頭がおすすめ。
札幌からすぐ行ける人気の釣り場なので、朝早い時間から行くのがいいですよ。
ホッケ釣りポイント③:岩内港(いわないこう)
- 札幌中心部から車で約2時間15分(高速利用した場合は約1時間40分)
札幌から少し足を延ばして岩内へ。
高速を使えば2時間ちょっとで行けるので、往復はそんなにつらくないですね。
岩内港でホッケを狙うなら、まずは旧フェリーターミナルのところがおすすめです。
広い駐車場もありますし、車のすぐそばで釣りができます。
ファミリーで釣りに行くならもってこいの場所です。
日によっては、ホッケがいない!という時もあるのでその時は潔く別のポイントへ移動することも検討しましょう。
ホッケ釣りポイント④:神岬漁港(こうざきぎょこう)
- 札幌中心部から車で約2時間30分(高速利用した場合は約2時間)
積丹半島のてっぺんぐらいにある神岬漁港。
積丹ブルーのきれいな海を見ながらする釣りは最高です。
国道から横道に入った場所なので、知らない人も多いはず。
小さい漁港ですが、防波堤の先のほうでよく釣れます。
釣れるときはほんと入れ食い状態です。
波が高い時は波をかぶってしまい、釣りできない日もがあります。
波情報を事前にチェックしておきましょう。
ホッケ釣りポイント⑤:兜千畳敷(かぶとせんじょうしき)
- 札幌中心部から車で約2時間20分(高速利用で約1時間40分)
言わずと知れたホッケ釣りポイント、兜千畳敷。
岩場の足元から深くなっていて、ホッケだけでなくブリやイカを狙うポイントとしても有名ですね。
釣り場に下りる時に急な坂をロープを使って降りるのが少し大変ですが、駐車場やトイレがあります。
坂を上り下りできる体力があるなら、ぜひおすすめしたいポイントです。
ここに行くなら場所確保のために早めの時間から行きましょう!
ホッケ釣りポイント⑥:珊内漁港(さんないぎょこう)
- 札幌中心部から車で約2時間45分(高速利用の場合、約2時間10分)
そんなに大きくはない漁港ですが、爆釣の可能性を秘めてる珊内漁港。
波が高くない日なら、防波堤の外側の岩場でウキ釣りをするのが、一番おすすめです。
波が高い時は岩場に入れませんので、湾内で釣りをしましょう。
湾内にホッケが入ってくるときもあります。
ホッケの釣り方
では、実際に釣りに行くとして、どんな釣り方でホッケを釣るのか?
ホッケはいろんな方法で釣れます。
ホッケの釣り方①:サビキ釣り
針がたくさんついている糸を垂らして釣る、サビキ釣り。
群れがいるとダブルで釣れるときもあります。
数を釣り安い反面、糸が絡まりやすいということもあります。
でも、いちばんかんたん。子供でもできちゃう。
ファミリーで釣りをするのには最適です。
ちょっと上下に動かしてさそうと釣れやすいです。
ホッケの釣り方②:ウキ釣り
針にエサをつけてウキを海に浮かべて釣る、ウキ釣り。
サビキと違って針はひとつです。
サビキのように絡まるということが少ないので、手返しよく、数釣りを楽しむことができます。
ウキが沈んだのを確認したら、タイミングよくあわせて釣ります。
かかった時の快感がたまりません(笑)
岩場や港、どっちでも楽しめる釣り方です。
ホッケの釣り方③:投げ釣り
針にエサをつけて、重りをつけたら遠投して放置する釣り、投げ釣り。
数釣りは難しいですが、ホッケが近くにいない時に遠投して探るのに有効。
のんびり釣りも楽しいですね。
釣りのポイントによっては根がかりしてしまう可能性があるので、ポイント選びが大事。
投げ釣りで遠くを狙いつつ、足元はサビキ、っていう欲張り釣りもできますね。
あまりにも混んでる釣り場の時は、周りの糸と絡むことがあるので気をつけましょう。
ホッケの釣り方④:ルアー
ジグを遠投してしゃくる釣り、ジギング。
ジギングでも釣れますが、数釣りは期待できません。
エサがいらないので、ルアーで釣るのが好きという方とか、時間がないときにちょっとだけ釣りしたいという時にいいですね。
私、さっつんは、仕事前にちょっとだけホッケ釣りしたいけど、エサは面倒という時にルアーで釣ったりします(笑)
ホッケ釣りのタックル、仕掛け、エサ
ホッケを釣りやすい釣り方は、「ウキ釣り」と「サビキ釣り」です。
ウキ釣りとサビキ釣りでホッケを釣りに行くとき、どんな竿、リール、仕掛けを準備したらいいのか?について、わかりやすく解説したいと思います。
ホッケ釣りの竿
ホッケが群れでくると入れ食い状態になるので、タモは使わずに抜き上げることがほとんどです。
それに耐えれるぐらいの、しなやかで粘りがあるような竿が良き。
足元が岩場などの場合は、長めの竿にすることで根がかりや、糸が擦れて切れてしまうのを防ぐことができます。
- 2号程度の磯竿
- 長さ:3.6m~5.4mぐらいのもの
ホッケ釣りのリール、ライン
ホッケの引きもなかなか楽しめますが、ブリや鮭ほどではないので、そこまで頑丈なリールは必要ありません。
- リール:3000番前後のスピニングリール
- ライン:3~4号のナイロンラインを100mぐらい
ホッケ釣りの仕掛け
ホッケを簡単に、そしてより数を釣るなら「ウキ釣り」か「サビキ釣り」。
仕掛けがセットになっているものが売っているので紹介します。
仕掛けさえ持っていけば、あとは釣り場でちゃちゃっとつけるだけなのでラクチン。
サビキ釣り
針が複数ついていますので、数を釣るには持ってこい。
釣れすぎて針外しが大変だったり、絡まることがあるのが難点。
子供でもかんたんに釣りを楽しめますし、上下に広い範囲を探れます。
はじめはサビキ釣りから始めるのがいいと思います。
サビキ釣りの仕掛けはこんなやつです。
ウキ釣り
ウキ釣りも、数釣りに期待できます。
サビキのように、たくさんかかったホッケの針外しをしたり、絡まったのをほどいたりするようなことがないのが◎。
意外とサビキより釣れる可能性、あります。
岩場の場合だと、サビキよりもウキ釣りの方がおすすめ。
ウキ釣りの仕掛けは、こんな感じのものです。
ホッケ釣りのエサ、マキエ
ホッケ釣りでは、ほぼ必須のマキエ。
マキエの効果は二つあります。
一つ目は、「ホッケを呼ぶ」。
マキエを巻くことで、遠くにいるホッケを近くに呼ぶ効果があります。
二つ目は、「この場にいてもらう」。
近くにホッケを寄せた後、マキエを巻き続けることで、自分の足元近くにずっとホッケがいるように仕向けます。
では、どんなマキエを用意すればいいのか?
その日によってホッケの好みが違うので、エサは複数の種類を用意するのが確実です。
おすすめを紹介します。
エサ:針につける
ウキ釣りの場合、針にエサをつけてそれを海に落とします。
- オキアミ
- マグロ
は鉄板なので用意しましょう。
他に、エビ、サンマ、イソメを使っても釣れます。
その日にホッケが食べているものによって、食いつきがいいエサが変わります。
何種類かのエサを持っていくのがオススメです。
サビキ釣りの場合は、針にエサをひとつずつつけるようなことはしません。
アミエビを針にこすりつけるだけ。かんたんです。
マキエ:海にエサをまく
ホッケを近くに寄せるために、ホッケ釣りではマキエ必須です。
- アミエビ
- 粉末の集魚剤
これをブレンドしてマキエを用意するのがほとんどですね。
マキエはケチらずどんどんまきましょう。
いっかいに大量にまくと、ホッケがおなかいっぱい満足して釣れなくなります。
すこしの量をこまめにまくようにしましょう。
あと、隣近所の人がマキエをまいてくれるだろうと思っているのか、マキエをまかない人がいます。
みんなでホッケ釣りを楽しめるように、隣近所の人のマキエに頼らず、自分でマキエを用意してくださいね。
まとめ:ホッケ釣りで3桁狙おう
ここまで、春と秋に北海道で楽しめるホッケ釣りについて紹介しました。
行く日、場所、時間帯、エサが良い方向に組み合わされば、3桁釣りも夢ではありません。
ホッケ釣りについてまとめるとこんな感じ。
- 2号ぐらいの磯竿で、3.6m~5.4mぐらいのもの
- リールは3000番台ぐらいのスピニングリール
- 仕掛けはサビキ用とウキ釣り用を準備
- ウキ釣りのエサはアミエビ、マグロをメインに、他の種類のエサもあると◎。
- マキエとしてアミエビ必須。
もうクーラーボックスに入りませーん!どうやって持ち帰ろう~!?
っていう感覚をぜひ味わってほしいです。
そして、おいしいホッケをたらふく食べる・・・最高ですね。
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きっと新しい釣り場を知れるはず!
楽しい釣りになることを祈っています。
Thank you for reading! by さっつん