ショアから釣れる大物、ブリ。
船から釣るのとは違って、釣り場選びから始まり、ルアーを選んでキャストする。
ドラグ音を聞いたら、釣り人みんなが興奮すること間違いない。
この記事では、ショアブリを狙いたいあなたのための記事です。
こんな疑問を解決!
- 「ショアブリが狙える時期はいつ?」
- 「ブリってどうやって釣るの?」
- 「どんなタックルを用意すればいいの?」
- 「どこで釣れる?」
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タップできるもくじ
ショアブリが釣れる時期
北海道でショアブリが狙える時期は1年に2回。
- 5月~7月
- 9月~11月
その年によって釣れる時期は前後します。
5月になるとブリ釣りに行きたくてソワソワしてきませんか?
6月、7月になると、日によっては爆釣できる可能性もあります。この時期のブリは小ぶりなので、初めてショアブリをするならいい時期かもしれませんね。
真夏になるといったん落ち着いて、秋になると太って戻ってきた個体、通称「戻りブリ」が釣れ始めます。
青物特有の強烈な引きを楽しめますよ。
ショアブリの釣り方
ショアブリをどうやって釣っていくのか、主な釣り方を紹介します。
表層を狙う
ナブラが出現しているなら、まずは表層を狙いましょう。
ブリが追っているベイトに似たルアーを使う必要があるので、できれば色々なカラー、大きさのルアーをそろえておきたいですね。
ナブラがない時には、ポッパーなどを使ってわざと水しぶきをあげることで、遠くにいるブリを近くに誘います。
ブリがルアーに食いついて水しぶきが上がる瞬間は、ほんと興奮ものですよね。
深場、中層を狙う
表層にベイトやブリがいない時ももちろんあります。
その場合は、ジグやジグミノーを使って遠投し、広い範囲を探ってみましょう。
遠投したらまず底近くまで沈めて、そこからワンピッチジャークなどで徐々にルアー上げていきます。
そしたらまた底まで沈めてジャーク。足元近くまで戻ってきたら、もう一度キャストします。
ショアジギングでブリがヒットすると、ドンっという当たりがあって竿がグッと引っ張られる、その感覚最高ですよね。
釣り方を動画でチェック
釣りビジョンVODで配信されている動画の中に、北海道でショアブリをしている動画があります。
青物をはじめとした回遊魚にショアジギングで挑むメタルバスター。ROUND8の舞台となるのは、北海道日本海エリア。近年人気急上昇のショアブリゲームをお送りする。 春から秋にかけて道内に北上してくるブリだが、日本海側のメジャーポイントには多くの釣り人が立ち並び、竿が出せないほどの盛況ぶり。果たして数釣りバスター出来るのか?引用:釣りビジョンVOD
釣りビジョンVODの月額料金は1,200円(税抜き)ですが、今なら14日間無料で試すことができます。
登録完了後、検索窓(虫眼鏡マーク)で「ショアブリ」と検索してみてください。
登録方法や解約方法については、以下の記事で詳しく解説してます。
ショアブリを釣るためのタックル
ショアブリを狙うためには、どんなタックルがいいのか紹介していきます。
鮭釣りのタックルがあれば、それも使えないことはないです。
が、スペックによってはちょっと不安があります。
鮭よりブリの方が明らかにパワーが強いので、リールが壊れたりロッドが折れる、という心配があります。
ロッド
ショアブリを狙うなら、「青物用」や「磯マグロ用」などの丈夫な竿が安心です。
- 長さ:2.7~3.9mのスピニング用ロッド
- ルアー:MAX60~90g
サーフなどからキャストを繰り返して釣りをするなら、体力の消耗を抑えれるように短めの竿を選びましょう。
防波堤や岩場などの足場の高い場所から釣りをするなら、操作しやすいように長めの竿がいいです。
釣り場を移動することや、大物がヒットして竿が破損することを想定して、タックルを複数用意するのが鉄板です。
ショアジギングデビューするのにコスパが良いと思うロッドを2つ紹介します。
おすすめロッド①:DAIWA
- 全長:2.93m / 仕舞:151cm
- 継数:2本 / 自重:240g
- 適合ルアー:35~90g
おすすめロッド②:SHIMANO
- 全長: 2.90m/仕舞: 149.5cm
- 継数: 2本/自重247g
- 適合ジグウェイト: MAX80g/ 適合プラグウェイト: MAX60g
リール
ショアから釣れる大物ブリ。丈夫なリールを使うことをおすすめします。
- DAIWA:3500~4500番
- SHIMANO:6000~8000番
太ったブリがヒットすることもあるので、そのパワーでリールの軸を曲げられたり、ベールが変形してしまうこともあります。
ドラグをしっかり締めたはずなのに、ジリジリと音を立てて糸が出されることもあるぐらいです。
耐久性のあるリールだと値段はちょっと高めですが、長年使えるので結果的に損はしないと思います。
体力や予算に合わせて、ご自分に合ったリールを選んでくださいね。
おすすめリール①:安い、軽い、長時間キャストも疲れない
- 最大ドラグ力:12kg
- 自重:255g
- 糸巻量目安:PE1.5-200m
モデルチェンジしてさらに軽くなって、長時間のショアジギングでの疲れにくいです。女性の方にもおすすめ。
値段も安めなので、ショアジギングに初めてチャレンジする方や、なるべく安いリールがいい、という方にも◎。
PE2号なら150mぐらは巻けると思うので、ショアジギングをするなら十分のサイズです。
おすすめリール②:オールマイティでコスパ良し
- 最大ドラグ力:10kg
- 自重:505g
- 糸巻量目安:PE2-440m
ショアジギングでももちろん使えますし、オフショア(船釣り:ライトジギング)でも使えるリールです。
オールマイティに使えて、値段も安い。
いろんな釣りをこれから楽しみたいなら、これがあればだいたいの釣りはなんとかなりそうですね。
おすすめリール③:大物との格闘も安心、本気で狙うならコレ
- 最大ドラグ力:15kg
- 自重:610g
- 糸巻量目安:PE3-400m
細部までこだわって作られたリールで見た目もかっこいい。ハンドルも掴みやすいです。
巻き取りもラクチンだし、バトルの時もしっかり力を入れることができます。
最高峰といっても過言じゃない、天下のソルティガ。本気で釣りをやるなら持っていて損はないでしょう。
ライン
メインライン(ミチ糸)はPEラインを用意しましょう。
- PEライン:1.5~3号、150~200m
- ショックリーダー:5~15号(ナイロンorフロロカーボン)、1.5~5m
広い砂場などの遠投が必要な場所であれば、飛距離が重要になるのでPEライン1.2号などでもいけなくはないです。
しかし、秋の場合は10キロクラスのブリがヒットすることもあるので、2号以上のラインを用意しましょう。
岩場などで糸が擦れる場所で釣りをする場合は、リーダーを太くした方がいいです。
ルアー
深場、表層、いろんなパターンで狙えるように複数のルアーを用意しましょう。
- ポッパー
- ミノー
- ジグミノー
- ジグ(40~60g) など
ナブラが見えているなら、浮力があるルアーを使ってブリを狙います。
表層にブリがいない時は、ジグを落として底を狙います。
深場を狙う時は、夜光が入っているものだとアピールできるので、ヒット率が高くなる印象です。
時期や時間帯によってブリの反応が変わることも多いので、サイズやカラーはいろんな種類を用意しておきましょう。
私が持ってるルアーを何個か紹介します!
ショアブリが釣れるポイント(釣り場)5選
北海道でショアブリが釣れる場所はどこ?
札幌から一番近いところでいうと、小樽港の南防波堤でしょうか。
それ以外にも、実績が高いショアブリポイントがあります。
ショアブリポイント①:弁慶岬周辺(寿都町)
ショアブリの釣り場として道内屈指のスケールと言っても過言ではないポイント、弁慶岬周辺。
弁慶岬を中心に東西に岩場の海岸が続いています。
足元から根があって、ホッケの人気ポイントでもありますね。
場所によっては、30~40メートル沖が砂地になっているところもあるので、一緒にヒラメが狙えたりします。
マグロが回遊するという噂も・・・!(私は遭遇したことないですが)
ショアブリポイント②:鮪ノ岬(乙部町)
鮪ノ岬という名前からして、大物が釣れそうじゃないですか?
鮪(まぐろ)と書きますが、しびのみさきと読みます。
地名の通り、近くをマグロが横切ったりジャンプする姿を見ることがあります。
毎年のように10キロ級のブリがヒットしたと報告がある、大物釣りとして有名です。
春のショアサクラマスからヒラメ、ブリと、大物狙いのアングラーに人気のポイント。
ショアブリポイント③:兜千畳敷(泊村)
足元からどん深になっていて、ショアジギングファンに人気の兜千畳敷。
30~40メートル沖が砂地になっているので、ブリと同時にヒラメも狙えるのがおいしいですね。
イワシが回遊している時はナブラが多く出現することも。
イワシが回遊している時はイワシカラー、イワシサイズのルアーをチョイスしましょう。
ショアブリポイント④:窓岩周辺(島牧村)
窓岩は、茂津多トンネルの島牧村側にあるポイント。
春、秋はホッケのウキ釣りもできます。
沖まで深場が続いていて、ブリのナブラが発生しやすい場所です。
ミノーやジグミノー、ジグ、いろんなルアーを使ってブリを誘ってみましょう。
ショアブリポイント⑤:上ノ国漁港 上ノ国地区(上ノ国町)
上ノ国漁港上ノ国地区の北防波堤先端がポイント。
消波ブロック越しのキャストになりますが、足元が平らなのでキャストなどはしやすいです。
イワシの群れが入ることが多く、イワシを狙ったブリが寄ってきます。
ルアーは飛距離を出せるジグやジグミノーが良き。
まとめ:ショアブリを釣ろう
最後に、ショアブリ基本タックルと、釣れるポイントをまとめます。
- ロッド:2.7~3.9m、ルアーウェイト30~80g用
- リール:DAIWA 3500~4500番、SHIMANO 6000~8000番
- PEライン:1.5~3号
- ショックリーダー:5~15号
- ポッパー
- ミノー
- ジグミノー
- ジグ(40~60g) など
- 弁慶岬周辺(寿都町)
- 鮪ノ岬(乙部町)
- 兜千畳敷(泊村)
- 窓岩周辺(島牧村)
- 上ノ国漁港 上ノ国地区(上ノ国町)
ショアジギングなどでブリを釣りたい!というあなたのために、釣りポイントやタックルなどを紹介しました。
タックルは基本のタックルになります。体力に自信があるならもっとハイスペックなロッドに100gとかのジグでも大丈夫です。
(私は体力ないので一日中キャストするとなったら、40gが精いっぱい・・・。)
あと、ショアブリ以外にも、船でブリを釣る方法もあります。
船で釣るブリジギングについては以下の記事をご覧ください。
岸から魚を釣ることが多いなら、おすすめの本があります。
釣り場や魚が釣れる時期の紹介だけでなく、駐車場、トイレの情報も載ってるんです。
持っておくと釣りの選択肢が広がるはず。
Thanku you for reading! by さっつん